動物園
動物園に行ってきた。いい年して、動物園。どこに行こうとも考えず、動物園と言ったら「上野動物園」でしょう、みたいな短絡的な思考で上野へ。
個人的な目当ては大型の動物。ライオンや、虎、チーター、ホッキョクグマ、そういうもの。大きくてのっしのっしとしていて、素直に「でかーっ」と言えるもの。割とそういう掛け値なしに目を丸くできるものが私は好きだったりする。要するに単純なんだよね。恐竜とかが好きなのも実はそういう部分がある。「でかい」というのは人を圧倒させて感動させる力がある。
だったはずなのだけれど、入園してまず行ったのは、身近な鳥(雀とかいたよ)がいるトイレの裏の建物(笑)。しかも「フクロウにさわれますよ!」との呼び声で(笑)。
フクロウは通路の真ん中で親子連れの相手をしていた。
知恵の象徴。賢そうな顔をして、飼育員の腕にしっかと止まっていて、微動だにしない。親子連れが写真を撮っているのだけれど、ちっとも暴れない。そして彼らが去った後に、飼育員が「どうぞー」と声をかけてくれたので近寄ってみた。
眠そうに心持ち半眼を閉じておとなしく飼育員の腕に止まっているヤツの頭をそっと触ってみた。
ふわっふわのつるっつるな羽毛。
フクロウなんて触ったことなくて、どんな羽毛をしてるのかと思いきや、なんて柔らかくて暖かくて・・・、ああそうか、コイツの眷属の羽は羽毛布団になっちゃうんだもんねぇ、そりゃ軽くてふわふわで暖かそうなわけだわよね~~などと感動を新たにしたのだけれど、とにかく触った人にしかわからないつるふわな感触。
しかも、首あたりの羽毛をなでてやると、ものすごーく気持ちよさそうに目を閉じるの。猫みたいなとろけそうな顔つきで。
ノックアウト。なんてかわいいのかしら。こんな顔されたらもうずーっとなでていたくなってしまう。後ろに次の家族連れが今か今かと待ちかまえていたので、しぶしぶその場を離れたけれど、もし後ろがいなかったらずーっと触っていたと思う。飼ってみたいわー。猛禽類だから、餌代かかりそうだけど・・・。鶏肉じゃまずいかしらね?豚の方がいいのかしら・・・?なんてことを真剣に考えてしまった。
その後、パンダを見て、他の猛禽類を見たところで天候が悪化。負けじと傘を購入して回るものの、雨風はひどいわ、雷はなるわでお目当てのライオンや虎たちはみんな雨宿りで岩の下とか草陰に隠れていてよく見えない。ふと気がつくと気温がかなり下がっていて寒さでなんとなく手足も冷えてきて、雨で肩口も濡れて冷たい、という状態。ペンギンを寒さに震えながら見たあたりでギブアップ。半分も見ていないのに、そうそうに引き上げてきてしまった。
おかげで印象に残っているのがフクロウ様だけ(苦笑)。どうやらその日は午後から荒天になるのは予報通りだったらしく、ちゃんと天気予報を見てから出かければ良かったなとちょっと後悔。
でも、あのフクロウ様に出会えてだけで充分な収穫だった。あー、こんどリベンジに上野動物園に行ったときも、あのフクロウ様に会えるといいなぁ。つるふわなあの羽毛の感触はしばらく忘れられそうにない(笑)。
おっと、次に行ったときはちゃんとホッキョクグマとかも見なくっちゃ!
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